投資用マンション販売を2020年よりスタートさせた同社では、物件仕入れ後の査定評価において課題を抱えていました。Gate.の活用により、仕入れの精度の向上、顧客の信頼獲得を実現し、対象エリアの拡大も視野に入れるようになったといいます。
株式会社RNE
代表取締役
当社には、年収300〜500万円の会社員・経営者の方々に対し、資産形成の選択肢、万が一の備えを提供したいという思いがあります。そのため、低価格帯の築古ワンルームマンションを販売することが、中核的な事業です。しかし新築と事情が異なり、仕入れた価格と銀行が査定した評価額との間に、大きなギャップが生じることは多々あります。
そのギャップは、一人一人の人材が、仕入れの経験を積まなければ埋まりません。土地勘のある関西圏はまだしも、東京や福岡などの物件は情報やネットワークが乏しいため、責任ある判断を下させないことに課題を感じていました。
リーウェイズさんからの提案で、“AI”というキーワードに関心を抱き、オンラインで商談をさせてもらいました。
私自身、前職で培ったウェブサイトやシステムに関する知見があり、Gate.のパフォーマンスに衝撃を受けたのを覚えています。
AIを活用した仕入れを行う業者さんが大阪には少ないことも感じたことから、差別化も図れるとも思い、Gate.の導入を決めました。
導入後に実感した、Gate.の効果を教えてください。
仕入れの段階で、だいたいの査定値が予測できるようになったことです。
Gate.の査定値には、上振れ、下振れ、その真ん中のラインが示されます。
「某金融機関は下振れの7〜8掛けで計算する」といった形で、金融機関ごとの基準を設けることで、銀行の査定に近づけることができるようになりました。
査定値の予測ができることは、土地勘のない地域を含め、全国から物件を探せることを意味します。
カバーできる領域を大幅に広げることができました。
また、他の業者さんが手を付けていない物件で、Gate.では高い査定値をつけているケースもあります。実際の銀行評価とも乖離していないので、今までにない価値観で物件を仕入れることができるようになり、売上の向上にもつながりました。
仕入れ時だけでなく、入居者を募集する際に家賃相場を確認する時もGate.を使用しています。
今後、他の営業メンバーには、税金の目安や価格の推移予測など、幅広いシーンで活用してもらいたいです。
Gate. 導入時に懸念していた点はありましたか?
やはりAIということで、精度の問題は気になりましたが、実際に使用してみると、驚くほど高精度であることを実感しました。
Gate.には3年先までの施設の新設・建替え、閉鎖などの情報を地域ごとに確認できる「建築未来図」が搭載されていたことも大きかったです。
AIに裏打ちされた豊富なデータを、お客さまに共有することで、安心感、納得感を得られます。
その他、Gate. 導入後のメリットを教えてください。
これまで仕入れの調査などに割いていた時間を、大幅に削減できたことです。お客さまとのコミュニケーションなど、本当に必要な業務にリソースを集中することができるようになったと感じます。
また、当社は買取をしているため、仕入れの際にはキャッシュフローを慎重に吟味しなければなりません。この点、Gate.によって精度が上がったことで、在庫リスクを恐れずに積極的に仕入れができるようになりました。
扱う物件が増えるほど人員も増強できるため、業務規模の拡大にもつながっています。実際に導入同時から、7名ほどスタッフを増員しました。
今後の展望を教えてください。
まずは対象地域の拡大です。現在は大阪に1つの拠点しか構えていませんが、福岡などにも支社を設置し、正確に物件情報を収集できる地域を増やしていきたいと考えています。
また、AIにより会社の価値を高めることがわかったので、「ITと不動産の融合」といったように、当社の柱の一つにしていきたいですね。
森木様、本日はありがとうございました!
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