４つの機能（AI査定、投資シミュレーション、事例検索、市場分析）のうちどの機能をよく使っていらっしゃいますか？

AI査定機能の利用頻度が１番高いです。
管理観点では、退去があったときに、前入居期間が長かったために賃料の再設定が必要なときや、空室が埋まらない場合の賃料の見直しに客観的なデータとして利用しています。
また、転勤中の自宅を貸したいというご相談をいただくこともあり、特に分譲マンションの賃料には独自性やオーナー様の心理的事情などの個別要因が強く反映されるためより客観的な情報が役立つのでその際にも役立っています。
他にも土地をお持ちのオーナー様が「この土地に新築を建てたらどうなるか」とご相談に来られた時に、判断材料のひとつとして用いる賃料にもAI査定を利用しています。

２番目は投資シミュレーション機能です。
購入ご希望の方へ物件のご紹介をするときに、キャッシュフローのご説明をする資料としてお出ししています。

市場分析についてはエリアレポートが便利ですね。
近隣の駅であっても路線によって駅のパワーが変わる場合もあるので、各駅のポテンシャルを比較して、お客様に対してより詳細で説得力のあるご説明をしやすくなりました。
知らないエリアを調べるのにもとても重宝しています。

今後レジ以外の管理もしていきたいので、オフィスレポートもどんどん使っていきたいと思っています。
リニューアルによって全機能が使えるようになったのはとてもありがたいです。

導入効果について教えてください

業務効率は圧倒的に上がりました。
これまで3時間から半日かかっていたような調査や資料作りが1時間で終わる場合もあります。
それによって残業がほとんどなくなりました。
業務効率が上がったことによって、コンサルティングのためのより重要度の高いしごとである調査や分析に費やす時間を増やすことが可能となりました。もちろん、営業活動でお客様と会える時間も増やせています。

今後の貴社の展望をお聞かせください

オーナー様へのサービス向上から広がるビジネスもあると思いますので、AIなどの先進技術を利用して生産性を上げつつ、オーナー様からのご相談にしっかりとお応えしていきたいと思います。
また住居系以外のニーズにも応えて、管理自体の幅を広げていき事業領域の拡大を目指したいと考えています。